春のファミリーキャンプはお天気でした!!
2002年の「森の学校」第1回目!! 4月27日(土)から2泊3日でファミリーキャンプが開催されました。このキャンプは、家族あるいはグループ毎での活動となっていますが、今回も時間が経つにしたがって家族の枠なんてどっかに行ってしまったかの様なにぎやかさでした!

到着一番乗りは度も参加していただいているベテラン__/のファミリー。スタッフと一緒になって準備や掃除までしていただいて!。本当に助かりました。それから続々と参加者が到着。ゴールデンウィーク初日なのに道路が思ったほど混んでなかった様で、みなさんとっても早い到着です。スタッフはしめたとばかりにまたまたお手伝いをお願いしてしまいました。たき火の準備やタ―プ張り、キャンプチェア―なんかをセッティングしてもらいました。
今回の参加者の中では良きお兄さんお姉さんとして、子ども達からも
人気の的だった若い方たちのグループ(参加2回目)、そして初参加のファミリーの方々が無事に到着して2002年春の「森の学校」はスタートしたのでした。

次は収穫だぁ!
自己紹介を兼ねた入学式を終え、最初のプログラム畑づくりがスタート。かつての名残が少しだけ感じ取れる段々畑を復活させようと、掘ったり耕したり。しばらく人の手が入っていなかったこともあり、土はがちがち、草はぼうぼう、掘れば石や株がザックザクという状態。これは大変な事かも・・と心配に。しかしそこはみなさんの素晴らしいご協力により、1時間もすると立派な畑に!。最後にはナスやトマト、カボチャ、ネギなどを植えて、収穫の時を夢見ながら終えました。

リバートレッキング
さてさて森の学校といえばリバートレッキングです。春の新緑に囲まれた南牧川は何度行っても良いもの。中には恐る恐る参加していた方もいたようですが、声を掛け合ったり手をとってあげたりと時間が経てばすっかり楽しんでいました。大岩をよじ登っていくこともしばしばありますが、そうした難所を越えた時のすがすがしさはなんとも言えず気持ちの良いものです。



ケーナづくり教室
朝から快晴の天気に恵まれた2日目は、アンデスの笛ケーナづくり教室で幕を開けました。篠竹を材料に、先生の用意してくれた図面にしたがって長さを調整し、穴を開けるだけなのですが、音を出すとなるとこれがそんなに簡単ではありません。でもでもしばらくスースーというかすれた音ばかりが聞こえていましたが、若代先生からちょっとしたコツを得ると、ちらほらと笛の音色が。次第にチューリップの歌やキラキラ星なども聞こえてきちゃったりして、すっかりみなさんはまっていました。それでも最後まで音が出なかった方、いるんじゃないでしょうか?



「お味は・・・」
最後のプログラムはソバ打ち教室。いつもお世話になっている南牧村の方に講師をお願いし、天気が良いので屋外で行ないました。手順はそば粉をこねて、のして、細く切るというこれ以上に無いシンプルな作業。家族ごとにそれぞれのソバを打っていただき、見た目はお世辞にも良いとは言えません。でも味は別。ソバ打ちは奥が深くて難しいという事を身を持って体験していただけたのではないでしょうか。

恒例のマキ割り
それからもうひとつ森の学校でなくてはならないものといえば、マキ。この時期でも日が沈むと気温はガクンと低くなります。夜空を見ながらビールを飲むにも火が無ければ芯まで冷えてしまいます。学校から歩いて10分程度のところにある、南牧村森林組合粉炭センターから譲っていただいた端材を使って、参加者の皆さんかわるがわるのマキ割り。パーンッ、パーンッとマキを割る音が山々に響くのでした。



こんなものまで?炭焼き
炭焼きといっても装飾用の「はな炭」づくり。燃料には使えないけれど見た目がきれいでかわいいので、除湿と脱臭効果のインテリアに。つくりかたは簡単。おせんべいが入っているような缶の中に炭にしてみたいものを詰め込んで、たき火の中に。あとはただただ待つだけ。1時間もあれば立派な「はな炭」ができます。今回もマツボックリやドングリ、スギの実などがきれいに焼きあがりました。でもでもやっぱり失敗はつき物、野菜や果物に挑戦したグループの「バナナ」はダメでした。残念。


本当に会期中の天気に恵まれ、のんびりとした森の3日間を過ごしていただけたのではないでしょうか。夏にも様々なプログラムで皆さんをお待ちしております。